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岡田裕成『ラテンアメリカ 越境する美術』 [書誌情報]

本会会員で現在代表である岡田裕成大阪大学准教授の新著をご紹介します。

『ラテンアメリカ 越境する美術』筑摩書房, 2014

以下、著者より>>>
通史仕立ての構成ながら、「異文化の交渉」というポイントに焦点を当てた単行書です。それなりに「読みやすさ」にこだわった書物ですが、さてどこまで実現できましたか。
カバーはなかなか気に入っています。このカバー写真を含め、カラー多数を含む120点ほどの図版収録。オカダが巡り歩いた各地の教会などの「著者撮影」も多数。
昨今の厳しい出版事情のもと、少々苦労して刊行にこぎ着けました。書店などでとりあえず手にとってご覧いただければ幸いです。

なお、諸事情により刊行日なお未定ながら、米アマゾンにて別の近刊書のプレオーダーを受けています。(これは章をひとつ寄稿)

Painting in Latin America, 1550–1820: From Conquest to Independence
以上ご案内まで申し上げます。

(転載:伊藤)

(追記) L. E. Alcalá, J. Brown のお二人を編者として2004年から準備を進めてきましたイスパノアメリカ絵画史の通史、西語版がようやく刊行の知らせを受けました(英語版も校了していますが、刊行にはまだ時間がかかりそうです)。 全部で7名で執筆しましたが、この分野においてこれまでにない充実した内容のものとなったと思います。私はペルー副王領の壁画についての章を担当しました。

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