佐野勝也『フジタの白鳥―画家 藤田嗣治の舞台美術』 [書誌情報]
皆様
元本会会員、佐野勝也氏の博士論文に基づくご著書『フジタの白鳥―画家 藤田嗣治の舞台美術』(エディマン)が刊行されましたのでお知らせいたします。
1946年の帝国劇場での『白鳥の湖』、1951年のミラノ・スカラ座での『蝶々夫人』をはじめとする藤田嗣治(1886~1968)の舞台美術の9作品が、貴重な図版100点以上とともに紹介されています。画家と総合的な舞台演出というテーマではまさにピカソの『バレエ・リュス』と時代背景を共にします。藤田嗣治研究でもまとまった研究のなされていない画期的なテーマであり、美術史と演劇研究の枠組を大きく超えた著作です。
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(文責:毛塚)
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